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兜町辞典

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概念の起源分類について

兜町辞典では、各概念を「概念の起源(Origin)」によって分類する。一方、本文では概念の理解と検証に資する限り、学術論文、制度資料、規制当局資料、取引所資料、市場実務、実践知を適切に組み合わせて説明する。引用元は概念の起源ではなく、説明の根拠として位置付ける。

Academic Origin(学術起源)
学術研究・理論体系から生まれ、査読論文や教科書を通じて体系化・発展した概念。金融経済学やファイナンス理論の基盤を構成する。
例:CAPM、Optimal Hedge Ratio、Modern Portfolio Theory、Convenience Yield、Cost of Carry
Market Practitioner Term(市場実務用語)
市場実務・取引現場で生まれ、その後、取引所・規制当局・学術研究などでも広く用いられるようになった概念。市場参加者の実務を反映した用語であり、制度や分析にも定着している。
例:Outright Transaction、Spreading、Open Interest、Roll Yield、Prompt Spread
Practitioner-derived(現場由来・実践知)
特定の市場参加者や実務経験の中から生まれた概念・フレームワーク。必ずしも標準的な学術用語ではないものの、実務上の観察や経験則を体系化したものであり、実践的な分析・意思決定に用いられる。
例:Liability-side Liquidity、Dealer Positioning、Flow-driven Liquidity、Balance Sheet Capacity
Institutional / Regulatory Framework(制度・規制枠組み)
政府機関、規制当局、国際機関、業界団体などが、市場運営・監督・統計作成のために構築した制度・分類・枠組み。
例:CFTC、EIA、COT Report、OPEC(組織として)、SPAN制度