負けないディーリング



 

ディーリングに関して、新人や個人投資家の方達と話す時に少しだけ説明に時間が掛かる事がある。

 

稼ぎ方に関する質問を頻繁に受けるのであるが、「どの様なインディケーター、時間軸を使っているか」、「それは何パーセント、何分か」、「A銘柄が上がればBの関連銘柄も上がるか」、「どの様にして他より優れたエッジのあるシステムを構築できるか」等々、どうしても考え方にバイアスがかかってしまっているケースが多い。

 

私は、基本的には上物の話をする事は余り好まず、出来るだけ“残る”内容の話をする事を心掛けており、言い換えれば、瞬間的な刺激の得られない話が多い。

 

上記の質問に対する私の答えとしては、まず「負けない型」を身に付けてはどうか、という事を話している。

 

派手な手口で大金を稼ぐプロの運用者のイメージが、何処でどの様にして作り上げられたのかは知らないが、本来、成績を残せるディーラー程ディフェンス能力が優れており、生き残る為に「何をしてはならないか」を熟知して「負けないディーリング」を徹底している。

 

誰もが飛び乗っている急騰を目前にグッと堪える。日中に損失を出した場合は、ロスを最小限に留め±ゼロに戻すまで淡々と小さなプラスを積み重ね、再び「ゼロ」に戻ったら終了しデスクから離れる。※「ようやくプラスに戻った、ここから挽回だ!」とはならない。両手が感覚で「ストップ」と言っているので。

 

ある程度利益も残り、更なる機会が目の前にあるにも関わらず飛び乗らない。(自分の波では無いから。)

折角ゼロに戻したのにゼロのままで終える。(手が合わないと分かっているから。)

 

奇妙な話に聞こえるが、勝ち負けの間を上手くバランスしている。

 

.この話をすると、最初は「?」となる人が殆どで「稼ぎ方を知りたいのです、特別な。」というリアクションになるが、実践の中で養われる部分が大きく、ボディーブローの様に、時間を掛けてマインドに刻む考え方でもある為、口頭での説明も難しいところがある。

ただ、自身の周りの仲間も、一流と言われる人たちは同じような考えを持っている。

 

新人や研修期間中のディーラーの卵は、「デビュー後から毎月稼げる様に頑張ります!」と気合十分だが、心配しなくても期待していない。

まずは、上述の考え方を徹底して学び、実践の中で揉まれようやくスタートラインに立てるので。

ただ、彼らの場合は、場に立つ以前に、まず自身のポジションを守る為に何をしなければならないかを知る必要があるけども。

即戦力で無い以上、他で示す必要がある。

どこまで周到に計画しているか、自分を客観的にみれているかどうか・・プロは厳しですね。

 

 

 

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