執着



 

キャリアの中で数多くのディーラー/トレーダーを見てきたが、スマートにマーケットと対峙して、最終的に数字を残せているタイプに多く共通しているのは“執着しない”という点。

 

マーケットは生き物であるため、その瞬間・瞬間をシャッターに収め記憶する能力がとても重要であるが、もう一つ挙げるとすれば、プランが失敗した時にはあっさりと次の行動に移れる潔さが必要になる。

 

確かに時間を掛けて考えぬいたプランであれば、「必ず成功させてやる!!」という気持ちも理解できるし、それに費やした時間が多ければ多いほど、周りが見えなくなるまで入り込んでしまうのも分かる。

 

しかし、重要なのは「最後に残っているか否か」であって、思い入れのあるものをサラっと捨て去れる人間は目標/目的が大きく明確に頭に描かれているのだと思う。

 

例えば、私が「3年以内に“このマーケット”でNo.1になる」事を目標とするのであれば、プロセスの中のディテールに執着する理由は一切ない。

 

勿論、プロセスの中で行われる評価・改善・実行のサイクルと、その為の議論は大切である。

ただ、ここで言いたいのは、ディテールは目的を達成する為のほんの一場面に過ぎず、「3年以内にNo.1になる」という「目標」を凌駕する事は無い、という事である。

 

どこに重きを置いているのか。

 

それを強く意識して日々過ごせるのであれば、マーケットの理不尽な値動きと自身の計画が合致しない事に対していちいち我を忘れる程に怒り狂う事もないだろう。

 

怒るポイントや、追及する事柄は他に沢山ある。

 

 

そうそう、「みんなのコモディティ」に投稿させて頂いた。

 

http://column.cx.minkabu.jp/

 

私みたいな変わり者がコラムを書くと少し違和感があるが、「市況」というよりも「土台」「長く続く」アイデアや考え方にフォーカスしている。

 

時間があれば見て下さい。

 

 

さて、OPECは5/25?だね。

 

直近では最も大きなイベントという事で、口先介入で是非とも市場を賑わしてほしい。

 

ただOPEC+非も足元を見られているからね。参加者もその辺を踏まえたうえで適切なポジショニングを考えているのではないだろうか。

https://jp.tradingview.com/x/7kIgGfKb/

 

$50が意識されるのは当然として、その「手前」のポイントにおける攻防と勝者・敗者のポジション量はしっかり把握しておきたいところ。

 

 

 

 

 

 

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