燃える原油



動くね、マーケットは。

 

3/15は日本時間3:00ちょうどにドルが売り込まれたが、相変わらず彼らは逃げるのが速いね。

<チャート:ドル円+US10Y>

 

今回は各連銀総裁/FOMCメンバーがガッチリ外堀を固め、3月2週目には利上げは「確実」となっていたため、3/15当日までに十分織り込まれた価格が「結果」で利確された事には違和感はない。

ただ、その理由が「市場参加者は年内4回(3月も含)を期待していた為、失望の売りが出た」というのは違和感がある。

 

そもそも、3月利上げも急速に加熱するまでは、5月スキップで6月が妥当との見方も多かったはずであるが、いったい何時のタイミングで「市場参加者さん」が4回を欲したのだろうか?疑問だ。

周りのディーラー連中も「アホか」と笑っていた。

 

さて、原油がメラメラ燃えている。

 

$52台で火遊びをしていたトレーダー達が一気に手仕舞いに走った後は、ただ雪だるまが巨大化して転げ落ちる様に$50を突き抜けて行った。

 

<チャート:USOIL+CADUSD+CAL SPD 2017-2018>

$55-51くらいのレンジが安定している時期に、“新規ロング⇨手仕舞い”が繰り返されていたが、実際のところ、このサイクルで新規と利食いを行いながらも、「いち抜けた」のタイミングを計りつつ、内心はビビりながらのディールが丁度良かったのかもしれない。

 

慢心というか、勘違いというか、高すぎる授業料を払う事となったトレーダーも多くいる様である。

 

全て失い少しマーケットから離れたい、と思ったとしても、これを仕事としている人間は再び5時間後の翌朝にはデスクに戻ってこなければならない。

辞めるまで続く、これがこの仕事の辛いところ。

 

これが「楽しくてしょうがない」と思える様なら絶対にディーラーに向いている。

色んな意味で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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