余計な手を出さない



英国民投票まで一週間を切った、という内容のブログを書いた同日の夜に労働党のコックス氏が銃撃され亡くなったというニュースが市場に流れた。

容疑者が「ブリテンファースト」(極右団体の名称でもある)と叫んだとされているが、残留活動と難民支援に積極的なコックス氏とその対極にある団体との関連性から、市場では情勢が変化するとの思惑を背景にアジア時間の流れが一変しポンドが上昇する事となった。

世論調査をストレートでリードし続けてきた「離脱派」であるが、今回の件を受けて「残留派」がリードする程に勢いづくかどうかは別として、これまでの情勢が再びニュートラルに戻った雰囲気はある。

ただ、運用者の立場としては、ファンドマネージャーもトレーダーも手を出す必要のないものには関わらない、つまり現金は手元に置いておくというスタンスが多いと聞く。

今週の市場を確認しておきたい。

原油は、週半ばまでは6/23を控えたドル買いの影響を受け$50を割った後の下落も速かったが、後半に掛けては資源国通貨の下落や原油在庫量を要因として値を更に崩していった。
当面の高値を抜くまでは不気味な程の力強さもあったが、その後の崩れっぷり頂けない。

ゴールドは、昨日の事件直前までは$1300をあっさりと突き抜け、対プラチナとの差も最高値を付けるに至ったが、現在は再び$1300を割り$1280台で状況を伺っている。金ETFも残高増を維持している。
週末土曜日朝方のCFTCと合わせ、このETFの残高も来週の動きを考える上で一つの重要な要素となる。

良い週末を!


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