CFTC 1



直近のFRBメンバーによるタカ派的な発言に対して、議長のイエレン氏が「うそでしょ?」となったかどうかは知る由もないが、ここまで連銀総裁の強気発言が続くと「イエレン氏ももしかして」と言った雰囲気に市場参加者が構えた数日間であった。がしかし、昨日の講演では、改めてハト的発言でもってきっちり修正してきた。

最近では連続するテロや、FOMCメンバーの発言、そしてオイル価格等の情勢や動向が不透明であり、市場での立ち位置が分かり辛い状況にある。市場参加者のイベントや地政学的リスクやテロ等に対するリアクションもその時の国際情勢によって少なからず変化があるため、尚更現在の市場は読みづらいところもある。

どの様な時でも市場の「声」に耳を傾けるのは重要で、私も幾つか昔から変わらず重視している「声」がある。

その一つがCFTC建玉で、米先物取引委員会が火曜日の東部標準時間15:30における全取引所のポジションを集計し、その週の金曜日に提供される明細である。
http://www.cftc.gov/index.htm
(上記CFTCのHPから、MARKET REPORT⇒COMMITMENTS OF TRADERSでカテゴリー別、取引所別でも確認できる。)

昔から誰でも知っているデータであり、誰でも入手して知る事のできるデータである(見方が分かれば)。

だからこそ、逆に私も重要視している。

下のファイルは先週金曜日に報告されたゴールドの直近明細であるが、実際に分からないので教えて欲しという声があったため超初心者用に簡単な見方を記している。
CFTC

市場に対する考え方も入るタイミングも人それぞれであるが、このCFTCの見方は学んで損をする事は無い。

以下チャートは金と非商業者筋のネットポジション推移である。
ゴールドは、現在これからの方向性を見極めるタイミングにあり、中長期を展望する上でCFTCのデータを参考にするのも一つかもしれない。
金価格と非商業筋ポジション