FOMC


フェデラルファンドレートは0.25-0.50%の据え置きで、年内利上げ見通しは「2回」までと下方修正された事から、ドルは売り込まれゴールドや株式市場が買われた。

キャンドル:ゴールド、オレンジライン:$インデックス

2015年12月時点での利上げ回数(4回)予測の下方修正は織り込んでいたものの、やはりそれが現実になった事に加え、FOMC声明がハト寄りであった事もドル売りを加速させた要因の一つとして考えられる。

FRBメンバーによる経済予想(昨年12月と今回)を少し見てみると、FFレートは先程の通り1.4%から0.9%へ、GDPは2.4%から2.2%へ、失業率は4.7%で変わらず、インフレ率は1.6%から1.2%となっている。

オイルの動きも興味深い。主要生産国が4月に増産凍結の最終合意を目指すとの報道もあるが、原油在庫が予想より下落し、またFOMCの結果を受け市場は堅調に上昇した。

オレンジライン:CADUSD

WTIが$40を境により力強く上昇している。今週は、引き続き重要な指標が発表されるため、注視して動向を見極める必要がある。


About 吉中 晋吾 (よしなか しんご)

バーグインベスト株式会社 代表取締役社長 日系資金運用会社にてチーフディーラー兼ジェネラルマネージャーとしてデリバティブ運用業務、ディーラー育成に従事した後、2012年バーグインベスト株式会社設立。現在、同社代表。 国内外の裁定取引、スプレッド取引にフォーカスした運用スタイル。これまで指導してきたディーラーも国内外で独立し活躍している。 現在の会社では、市場研究とトレーダー/ディーラーの育成に力を入れており、また個人投資家に対しても基礎を中心とした教育プログラムを提供している。

3 thoughts on “FOMC

  1. こんにちは。いつも興味深く拝見しています。2つめのチャートで原油とカナダドルを比較されていますが、その2つは連動するということなのでしょうか?初心者な質問ですみません。とても興味深くて!

  2. 初心者さん

    こんにちは。
    カナダドルは資源国通貨の代表格ですね。カナダの輸出品目で確認できますが、エネルギーを
    中心とした資源が同国の収入を支えています。
    原油に連動する通貨は他にもありますが、カナダの特徴であり魅力の一つは先進国であり情勢が
    安定している事で、私も原油を見る時は必ずカナダドルもセットで全体像を確認します。

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