「間-ま-」 2



週末土曜は、お誘いされてヴァイオリンとピアノのコンサートに行ってきた。
小規模スペースであったため、普段あまり見る事ができない演奏される方たちの仕草や指の動きなどを間近で見る事ができ良い経験となった。

今でもジャズ、ファンク、ロック、フュージョン、クラシック等々好んで聞いているが、アメリカに住んでいる頃はギターも弾いてどっぷり音楽に浸かっていた。

当時はいわゆるギター小僧で「速い」のを好んで弾いていたが、ある時期、著名なギタリストの言葉を聞いたのを境にスタイルを180度変える事になった。

そのギタリストは、空間を音で埋めたがる当時の風潮に疑問を呈した上で「間」の重要性について説いていた。「間」をどの様に生かすか、当時の自分には理解は出来ても実践に時間を要したが、現在の年齢においては仕事でもディールでもその「間」を大切にするようになっている。

例えばディールで言えば、経験の浅いうちは必要のない場面で毎度市場に参加する事もあれば、とにかく自分が先頭に立つ、といった様にリズムも何もない行動をとる事がある。

それは経験と共に改善されるかも知れない。タイプが違うと言えばそれまでかも知れないが、やはり良いディーラーというのは「間」の使い方が上手いなと感じる。

さて、マーケットはと言うと相変わらず方向感が掴みづらい中、円やゴールドが買われる傾向にある。一方でCMEの 30DAY FF FUTURESが緩やかに下落しており、利上げペースに関して予測が二転三転している事がより方向性を掴みづらくしている。

ただ、このような状況下では大きなフレームで俯瞰する事により、逆にトップとボトムが鮮明になりポジショニングのタイミングをより分かり易くしてくれる事もある。

大きな視点で考え、どこで「間」を取るべきか、どの様に「間」を利用すべきかが分かればディールも少し違ったものになるだろう。



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2 thoughts on “「間-ま-」

  • 吉中 晋吾 (よしなか しんご) Post author

    アーティザンさん

    日本画の空白というのはとても興味深いですね。
    やはりどの様な場面においても間は重要で、ずっと学びの中で生きていると感じます。
    コメント有難うございます。